Anthropic、OpenAIに先んじてIPOを秘密申請

Claudeを手がけるAnthropicが上場へ向けた正式な一歩を踏み出した。6月1日、同社はSECに秘密版のIPO申請を提出した。資料は先に規制当局が審査し、実際に上場するか、いつ、どの価格で進めるかは市場環境などを見て決める形だ。

この動きは大規模な資金調達の直後に出た。Anthropicは650億ドルを調達し、評価額は9650億ドルに達したとされ、初めてOpenAIを上回った。2021年にOpenAIを離れたDario Amodeiらが立ち上げ、安全重視のAI企業として始まった会社だ。

現在の数字は、もはや小さな安全志向ラボではなく巨大な企業向けAI事業を示している。年換算売上は470億ドルに達したとされ、1年前のおよそ100億ドルから急伸した。Bloombergが伝えた第2四半期見通しは109億ドルで、前四半期の2倍超だ。

上場の門前にいるのはAnthropicだけではない。OpenAIも今年の上場が見込まれ、SpaceXもxAIとの文脈で最近申請したとされる。引用されたアナリストはIPO市場の水門が開いたと見ており、条件が整えばAnthropicの鐘は10月下旬ごろという見方も出ている。

参考情報:CocoLoop、Fortune、CBS News、The Washington Post、Bloomberg