Google、英国でAI検索のオプトアウトを試験導入

Googleがようやく、出版社がAI検索レイヤーから外れるための手段を用意する。6月2日からSearch Consoleに新しい管理項目が入り、対象サイトはAI Overviews、AI Mode、Discover内のAI要約で自社コンテンツを使わせない選択ができる。

ただし代償ははっきりしている。オプトアウトすれば、AI機能から来る可能性のある露出や流入も失う。Googleは通常検索やDiscoverのランキングシグナルではないと説明するが、AI Overviewsは検索結果の最上部を占めることが増えている。

試験導入は英国の一部出版社に限られる。この地域が選ばれた背景には、英国競争・市場庁がGoogleの検索支配力に圧力をかけている事情がある。新機能というより、規制交渉の中で出てきた譲歩に近い。

同時にSearch ConsoleにはAI検索のパフォーマンスレポートも加わる。ページ別、国別、端末別、日別の表示回数は見られるが、出版社が最も知りたいクリック数はまだ表示されない。

参考資料: Search Engine LandのGoogle Search Console AIレポートと管理機能の報道;9to5Google;CocoLoop;Computing