Metaの安全対策で最も敏感な領域に、AI生成画像と有料広告が同時に入り込んだ。
WIREDによると、Tech Transparency ProjectはMetaの広告ライブラリで50件超の違反画像・動画広告を見つけた。Facebook、Instagram、Messenger、Threadsに出され、一部は脱衣系や顔交換アプリへ誘導していた。
最初の審査が抜けた
対象広告は米国、英国、欧州十数カ国に届き、少なくとも1件は欧州で2,563アカウントに到達した。広告ライブラリに数カ月残っていたものもある。
“These ads made no effort to mask the images or hide what they were promoting”
Metaは広告を削除したと説明し、昨年3,600万件の児童搾取コンテンツを削除した実績を挙げた。
責任の鎖は社外にも伸びる
WIREDは、開示された広告主の一部が中国企業と関連していたと報じた。複数広告はMaskAIへ誘導し、Appleは照会後に同アプリをApp Storeから削除した。The News Minuteは、Metaがインドで6カ月に16万の疑わしいアカウントを削除したという7月の説明も記録している。
焦点は再発防止
問題はモデルの出力だけではない。悪用側は画像、アカウント、誘導先、再投稿を自動化できる。広告は課金と配信を伴うため、通常投稿より高い審査基準が必要になる。
情報源:WIRED、Meta公式説明、The News Minute、arXiv:2607.05407、CocoLoop;50件超の違反広告、欧州2,563アカウント到達、30件の追加サンプル、3,600万件削除、インド16万疑わしいアカウント、AI-CSAM安全上の15課題を確認。